社内の対話 1on1

こんにちは!10人の女性講師夢プロジェクトメンバー、株式会社aiびじねすの中村夢美子です。

🔳社内の対話 進んでいますか?
最近 管理者が部下に対して、効果的な指示や(マイナスも含めた)フィードバックが出来ない。こういう問題に効く研修は無いですかというお問合せを頂くようになりました。こういう問題に対する研修、有ります。
テーマとして表現するなら、部下指導や育成を中心とした「管理者研修」、リーダー対象「相談技法研修」、面談力「1on1研修」などです。
管理者が部下と対話ができる、部下の良いところを見つけて的確に動機付け出来る、組織目標達成に向けて必要な指導が出来る。その為には、対話力・傾聴力が必要です。

画像の説明

🔳1on1とは
1on1は、管理者と部下・メンバーが定期的に対話する1対1面談のことで、自主的に考え、行動できる人材を育成することが出来ること、メンバーの成長促進ひいては組織力強化が期待できることから注目が集まっています。
それならずっと前からやってますというお声が聞こえてきそうです。しかし、上司が部下に目標や改善点を伝えているだけの面談を1on1とは呼びません。

🔳1on1の目的は
この面談の目的はリーダーとメンバーの信頼関係の構築と人材育成です。対話の内容は目の前の仕事のことだけにとどまらず、今後のキャリアや私的なことも含みます。
国内にとどまらず拠点が散らばっている、テレワークで互いのコミュニケーションがとりにくい、ビジネスを取り巻く環境が激変している混沌とした時代背景等から、メンバー一人ひとりの主体性や知的生産性を高める必要性があり、何よりも喫緊の課題として、特に若手社員の定着を促す必要から、人材育成のしくみとして期待が高まっています。

🔳1on1の進め方
1 事前 目的の共有、スケジュール調整、リーダーの傾聴力トレーニング、対話の準備としてのリスト

2 面談 一人20分程度を目安に、出来るだけ2週間に1回とか一か月に1回とは、定期的に実施する。実施時はリーダーが聴くことに注力する(リーダーが8割聴いて、2割話すことを目指すことをお勧めします。)

3 面談後 互いにメモを残し今後のメンバー育成のためにデータ化。メンバーは気付きを仕事で実践し業務改善や自己効力感に繋げていく努力を。リーダーはこの面談を継続して実施するしくみ作りを。

🔳1on1の注意点
褒めることがメンバーの動機付けになることは基本的な考え方でしょう。一方、1on1はリーダーがメンバーを認め、動機付けするとともに、マイナスを含めたフィードバックの場でもあります。伝える言葉やバランスには配慮が必要ですが、リーダーからも組織の目的に沿って目標達成のための+-のフィードバックを行います。この働きがリーダーの重要ミッションと言えますね。

いかがでしたか。
リーダーには自分の全ての言動を通してメンバーの成長を諦めない姿勢や適格な対話力・傾聴力に裏打ちされた指導力・人間力が求められています。
その為にまずどうしたら良いか。はい、まずは機会が有ればリーダーとしての経験をスタートさせ、この記事を参考にして1on1を始めてみましょう。

※ご参考にして頂きたい学び情報

🔲傾聴力向上なら 産業カウンセラー養成講座
JAICO:産業カウンセラー養成講座 (counselor.or.jp)

🔲1onⅠの詳しい進め方なら
ワンポイントセミナー12月6日(火)実施
morioka_20220902.pdf (counselor-tohoku.jp)

さあ1年の締めくくりですね。今月もどうぞお元気で!

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