生き抜く力を備えよう〜定年後のリアル〜
明けましておめでとうございます。
お正月も終わり、いよいよ2025年始まりました!
office-asaji 代表 佐々木麻路です。
のんびりした内容にしようかなぁと思いましたが・・。今年の目標を掲げ、よっしゃ!行くぜ行くぜ!の方もいらっしゃるかもと思い、今日は、私たちの未来の労働環境の変化と、40代以降の未来の雇用環境について、私が日々講座をさせていただいている、就職支援の現場から「定年後のリアル」と「生き抜く力」についてお話しようと思います。
常々、この現場でお話ししているのは、生涯現役の志で、今後の働き方を考えていきましょう!と伝えています。
転職、再職のために訓練校に通う訓練生の多くは、昭和の時代の考え方という枠の中で次の仕事も考えています。簡単に言えば、60歳か65歳が人生の節目で、あとは「セカンドライフ」的な捉え方です。正社員でなければならない。一つの場で長く勤められない自分はダメだ。これは昭和の時代の働き方からくる、刷り込み。それに基づいて、次の仕事も(転職先も)自分の未来永劫、企業の定年まで働く。ここまでのキャリアプランはできていても、その先のことは殆ど考えていないかもしれない。私が感じるところです。
定年延長になったし(65歳)もしくは(70歳)せいぜいこの辺りまで。でも本当にここまでのキャリアプランで良いのでしょうか?人生100年時代。少なめに見ても80歳代まで働くプラン。生涯現役で働くプランでいいのでは?と最近特に思うのです。
そして、先に伝えた、「定年後のリアル」に付随して、現段階で、年齢を重ねる私達に待ち受けているものは、早期退職、役職定年。定年・再雇用といった、組織に敷かれた既定路線があります。俗にいう、年上の部下と年下の上司。同じ働きをしているのに、給料は3割減。そんな中でモチベーションを保ち、強制リセットを受け入れていく。
もしくは、求人レベルで言えば、「介護・清掃・整備・建築・調理・販売・接客」といったいずれも体力を使うものが主流です。(それ相当の資格がない限り)その様な中、私たちが未来へのプランとして今から考えておきたいことは、自分自身の労働寿命(働くことができる時間)と雇用寿命(企業に雇われる時間)ではないか?と思います。
未来を見据えて、今の自分は何をしたら良いか?という考え方が大切と思います。誰か頼みの自分のキャリアではなく、自分自身がどんな未来を作りたいのか?自分主体の人生をつくること。そして、「生き抜く力」を備えるために自分自身に、様々な経験や体験、知識を味合わせてあげること。そして、「この人にこれを任せられる」という自分の作り方。だからこそ、訓練生の皆様には、次の仕事も自分自身の体験と経験値を増やす場だと伝えています。
将来的に、どんな仕事が必要とされているのか?
例えば、グローバルで言えば、語学力。海外販売力。デジタルで言えば、パソコンの機能の知識と最低限使えるレベル。地球温暖化や、宇宙システム。今は想像もつかない仕事が現れる可能性もある。
人脈形成でいったら、年齢に関わらず、新しい情報を手にする関係性、学び合える関係性。尊敬する年下の人たちとの関わり。あとは「健康」でいる事が大事ですね。健康な体つくりも必要です。
かく言う私も、講師業と陶芸家。どちらもある種、体力勝負的なところもある!!と言うことで、2025年。1月。私も未来を見据えて、生き抜くために今年は何を自分にさせるかを考えます。^^/