未来の「キャリアストーリー」を創る、あなたへの「3つの質問」vol.21 大久保名美

今日から元号は「令和」となりました。
名実とともに、新しい時代が始まる
節目の日を迎えました。

あなたは今日どこにいて、
どう過ごしておられるでしょうか?

この記念すべき日に、
未来のキャリアストーリーを創るための、
「3つの質問」を、お届けしたいと思います。

【1つ目の質問】
「平成元年の今日、どこにいて
 何をしていましたか?」

その日のあなたを、思い出してみてください。

平成元年といえば、30年前、1989年です。
リクルート事件や天安門事件のあった年で、
消費税が3%になりました。
バブル景気崩壊前、最後の景気拡大の時期でした。

私といえば、社会人5年目の23歳。
仕事に働きがいや希望を感じられず、
いつ辞めようかと思い悩んでいました。

5月1日は平日で、いつもと同じように
出勤していたはずです。
きっとこの日も、ただ漫然と仕事を
していただろうと思います。

あなたは、いかがでしょうか。

【2つ目の質問】
「この30年間で、仕事や暮らしは
 どのくらい変化しましたか?」

今までに起こったあなた自身の変化を
一度振り返ってみてください。

私は30年間で、働き方が大きく変わりました。
3度転職して、最後は個人事業主になりました。

キャリアコンサルタントとしてセミナーや
講演活動をしながら、多くの方の
お悩みのご相談に応じるようになりました。

仕事に対する愚痴と不平不満ばかりで、
転職を繰り返していた私。

そんな私が30年後に、人様のキャリアの
支援の仕事をしているとは、
その頃は予想もつかないことでした。

30年というのはそれほど長く、
人生に大きな変化をもたらす時間軸です。
私自身、とても感慨深いものがあります。

あなたは、いかがでしょうか。

【3つ目の質問】
「30年後の今日、どこにいて
 何をしていますか?」

想像力を大いに働かせてください。
30年後の今日、あなたは
何をしているでしょうか?

私は83歳になっています。
もうメインの仕事は引退しているでしょう。
プライベートも大きく変化していると思います。
体調も変わっているでしょう。

それでも、住み慣れた地域に住み続け
人のために貢献できる何らかの活動は
続けているでしょう。
可能な限り講演活動も続けているはずです。
それが、未来の私の姿だと思います。

あなたは、いかがでしょうか。

最後に、あなたへの問いかけをもう一つ。
「未来のあなた自身のために
 今できることは何でしょうか?」

想像してみてください。

今から30年後、
2049年5月1日の「あなた」が、
今日の「あなた」について振り返っているところを。

果たして未来の「あなた」の目に、
今現在の「あなた」は、どう映るでしょう。

自分らしく人生を生きて来たと
未来の「あなた」は、振り返ることが
できるでしょうか?

ではそのために、あなたは今、
何ができるでしょうか。

「未来」から、「今」がやってきます。

つまり、
未来の「キャリアストーリー」を思い描くことで
今の「キャリア」を創り上げることができるのです。

ぜひ連休期間中に、この「3つの質問」に
取り組んでみてくださいね。

あなたにとって望ましい、
あなたらしい人生を創り上げることは、

いつでも、
今この瞬間からも可能なのです。

キャリアコンサルタント
福々舎 代表 大久保名美

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