夏だからこそ見直したい!食品管理

整理収納アドバイザーの金田玲子です。

8月に入り気温も湿度も高く、夏本番の暑さを感じますね。この時期に特に気を付けたいのがご家庭での「食品管理」です。当たり前にやっていることが、実は適していないことも。毎日の仕事家事に忙しいと、気づかないうちに品質劣化…となりがちです。そうなる前に、ぜひ一緒にチェックしてみましょう。

画像の説明

1、醤油

一般的なペットボトルに入っているタイプの醤油は、「開栓後は要冷蔵」が推奨されています。醤油は開栓した瞬間から空気に触れ酸化がおきます。特に気温が高いとさらに進みやすく、醤油の色が黒くなり、風味が落ちたり品質劣化にも繋がるためです。

そうは言っても冷蔵庫には入らない!という方もいるかもしれません。醤油は開栓後1ヶ月程度で使い切れるのが美味しく頂ける目安。これを機に使い切れる量に少しサイズダウンしてみるのもおすすめです。スペースにゆとりも出て最後まで美味しく使い切れるようになりますね。

あるいは、開栓後も常温保管可能な「密封ボトルタイプ」に切り替えるのも方法の1つです。こちらですと、空気に触れないため、開栓後の賞味期限も90日程度と長くなります。私もこの密封ボトルタイプに切り替え、常温保管しています。

なお、塩・砂糖・油も、開封後キッチン収納での常温保管でOKです。ただし、いずれも直射日光とコンロそばなど高温になりやすい所を避けるのは必須です。

2、みりんと料理酒

みりんには「本みりん」と「みりん風調味料」があるのは皆さんご承知のことと思いますが、それぞれ開栓後の保管場所が異なります。
「本みりん」は開栓後も常温保管。「みりん風調味料」はアルコール分が少なく保存性が低いため開栓後は要冷蔵です。また、一般的な料理酒も開栓後は要冷蔵です。

3、ソースやスパイス

食卓でも使うためか、意外と開栓後も常温保管されがちなソースですが、開栓後は要冷蔵です。
夏に使いたいスパイス類も、冷蔵庫保管することで風味も維持しやすくなります。

その他、粉末や顆粒の調味料も夏場は冷蔵庫保管が推奨されている物もあります。

皆様、これを機に後ろの商品ラベルをよーく見てみましょう。四角い枠内に記載の保存方法は、あくまで「開封前」の保存方法です。開封後もそのまま同様に保管は実はNG!!のものが圧倒的多数です。

今は枠外に「開封後」の保存方法も記載されている商品も増えてきました。この機会に上記以外の食品も、ぜひ開封後の保存方法表記の総点検をしてみることをおすすめいたします。改めて確認してみると、さらに適した管理に繋がりますよ。

美味しく安心安全に夏を乗り切りたいですね!

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