夢10メルマガ6月号 こんな時だからこそ業務改善を vol.32 中村夢美子

「仕事の改善、進んでいますか? 階層別研修等講師の中村夢美子です。

コロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか。緊急事態宣言が解除されても仕事への影響は当面続きそうですね。

 仕事・収入が激減した方、一方で自宅にいたくても人々が暮らしを営むために必要な仕事を休めず格闘しておいでの方

 陽性者が一人もいない岩手県でもこの状況なので、東京、北海道、大阪周辺などの陽性者が多い地域の方のご苦労はいかばかりかと。

 県内の飲食店、御土産などを生産・販売している企業等も困難の中にあります。

 少しずつでも出来る応援をしたいものです。

さて、新しい生活様式が呼びかけられ、感染の可能性が少ないテレワークも進んでいます。

 同時に仕事の作業改善も進め生産性を上げていく必要があり、それぞれの立場で取り組んでおいでのことと思います。

 今回は、リーダーシップ研修で取り上げることがある「ECRSの原則」についてお伝えします。

 工程・作業・動作対象の分析結果をもとに、非付加価値時間などを減らすときに使います。

 例として、工程をずらっと並べて眺め、次のことが考えられないか順番に検討していきます。

 E (Eliminate 排除する 止める)

 C (Combine 結合する 一緒に行う   R (Rearrange 交換する 順番などを変える)

S (Simplify 簡素化する 単純化する)

私も含めて、人は上司や先輩から教えてもらったやり方が正しいもしくは的確だと捉えがちですが、

俯瞰して見直してみるともっと効率的・効果的なやり方がある場合もあります。

もちろん、自分だけでは気づきにくいので、信頼できる「厳しく指摘してくれる存在」も有難いですね。

お互いに作業改善、生産性の向上を進めて行きましょう。

これ仕事に活用できるのは勿論のこと、家事にも使い勝手が良いです。

夕飯の肉じゃが用に煮るにんじんの一部を翌朝の味噌汁用に準備しておくことは、C(Combine)!

今回は作業改善に有効なECRSの原則をお伝えしました。来月もお楽しみに。」

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